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なぜ紫の夜明けに [映画/読書/音楽]

サンマリで暇つぶしにと思って図書館で借りた本(笑)
1人で行ったから、お世話になりました(笑)
移動中の新幹線で読んだ本は同じく吉村達也先生の推理小説。

吉村達也先生が書く作品が好き。
基本的には殺人事件が起きる推理小説ばかりなんだけど、
この「なぜ紫の夜明けに」は別。

「記憶をなくした青年が主役。
 記憶をなくす原因となった自殺未遂から、物語は始まる。

 婚約者もいて、新居も決まって、幸せな新婚生活は目の前。
 そんな時、通りかかった公園で1人の女性を助けたことから運命が変わる。

 そもそも何故自殺未遂をしたのか、何故自宅から離れた公園にいたのか…。
 少しずつ記憶を取り戻し、自殺未遂に至った原因をすべて思い出し、
 彼は周りの人たちを巻き込んで、物語は結末へ向け走り出す…。」

…こんな感じの要約でよろしいでしょうか(^^;)

どんどん引き込まれた。
全体的に、暗い、重い。
「楽しい」という意味ではなく、面白かった。

吉村先生の文庫本ばかり読む方に、一度ハードカバーにも挑戦して頂きたい(笑)

「ゼームス坂から幽霊坂」もハードカバーで読んだ。
本を読んで泣いたのは久しぶりだった。
また読もうかな。
でもこちらは文庫本も新書版もあるのね…。
紹介するのは、あえてハードカバーで。

あ、どちらも推理小説とは違うと思います。
いろいろ事件は起きるけどね。

なぜ紫の夜明けに

なぜ紫の夜明けに

  • 作者: 吉村 達也
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 単行本


ゼームス坂から幽霊坂

ゼームス坂から幽霊坂

  • 作者: 吉村 達也
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2000/09
  • メディア: 単行本


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