なぜ紫の夜明けに [映画/読書/音楽]
サンマリで暇つぶしにと思って図書館で借りた本(笑)
1人で行ったから、お世話になりました(笑)
移動中の新幹線で読んだ本は同じく吉村達也先生の推理小説。
吉村達也先生が書く作品が好き。
基本的には殺人事件が起きる推理小説ばかりなんだけど、
この「なぜ紫の夜明けに」は別。
「記憶をなくした青年が主役。
記憶をなくす原因となった自殺未遂から、物語は始まる。
婚約者もいて、新居も決まって、幸せな新婚生活は目の前。
そんな時、通りかかった公園で1人の女性を助けたことから運命が変わる。
そもそも何故自殺未遂をしたのか、何故自宅から離れた公園にいたのか…。
少しずつ記憶を取り戻し、自殺未遂に至った原因をすべて思い出し、
彼は周りの人たちを巻き込んで、物語は結末へ向け走り出す…。」
…こんな感じの要約でよろしいでしょうか(^^;)
どんどん引き込まれた。
全体的に、暗い、重い。
「楽しい」という意味ではなく、面白かった。
吉村先生の文庫本ばかり読む方に、一度ハードカバーにも挑戦して頂きたい(笑)
「ゼームス坂から幽霊坂」もハードカバーで読んだ。
本を読んで泣いたのは久しぶりだった。
また読もうかな。
でもこちらは文庫本も新書版もあるのね…。
紹介するのは、あえてハードカバーで。
あ、どちらも推理小説とは違うと思います。
いろいろ事件は起きるけどね。
2007-09-23 01:36
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